こうして僕はインドで37万円騙し取られました。【第一話〜悪夢のはじまり〜】
インドで37万円
騙し取られましたぁぁ!!!
どうも、旅するくまモンです。
どうやったらそんな大金を騙し取られるの?!?!
って感じですよね(笑)
って言うことで、
詐欺の手口紹介しま〜す!!!
第一話〜悪夢のはじまり〜
年明け早々の1月。
大学4回生の自分にとって学生生活最後の旅。
僕はインドへ旅に出た。
インドは2回目ということもあり、
初日から定番の詐欺に遭遇するもうまく切り抜け、
順調な旅路だった。
しかし、
これから37万円も騙し取られるとは、
1ミリも思ってもいなかった。。。
事件の発端の場所は”ジャイプル”という街。
僕は、ジャイプル駅に夜到着した。
宿の目星はつけていたものの、
予約していなかったのでまずは宿探し。
しかし、
地図を見ながら探したけれどなかなか見つからず。
そこで、
あるトゥクトゥクドライバーの男(以下、トゥク男)
が話しかけてきた。
※写真はイメージです
「その宿なら知ってるよ〜〜!」
話を聞くと、
宿の場所を知っているけれど、
そこは満室だからもう泊まれないと。
でも、インド人はよくウソつくので、
とりあえずその宿まで連れて行ってもらうことにした。
そしたら、、、見事に満室!!!
もう満室とか超ウソっぽかったけど本当だった(笑)
目星はここ以外なかったので、
しょうがなくトゥク男の紹介してくれる宿へ。
安くはなかったが、高くもなく、いい感じの宿だった。
そして、
ありがたいことにトゥク男が交渉してくれ、
少し値引きしてくれた。
無事に宿を探し終え、
ここでトゥク男とはお別れになるはずだった。
しかし、
「明日、街を案内するからまた来るね〜!」
と言って帰って行った。。。
次の朝、宿にトゥク男がやって来た。
※写真はイメージです
街を案内してもらう気は全く無かった。
だけれど、
ガイド料も悪くなく、
なんだかんだ良くしてもらったので、
街案内をしてもらうことにした。
▼風の宮殿「ハワー・マハル」
▼水の宮殿「ジャル・マハル」
▼アンベール城
▼モンキーテンプル
ジャイプルの主な名所を回り、
「学生証なくても、忘れたと言い張れば大丈夫!」
など、安く入れるようなアドバイスをくれたりと、
楽しく街を案内してもらった。
街案内の最後は、
トゥク男オススメのタンドリーチキンのお店。
ここで、
トゥク男は友達も呼ぶから、
一緒に食べようと提案してきた。
その友達の名前は、”アルジャン”。
※写真はイメージです
3人でタンドリーチキンを食べ、
いろんな会話をしている中で、
アルジャンがこう提案してきた。
「明日、ウエディングパーティーがあるけど来ないか?」
「普通では滅多にできない経験になると思うよ!」
アルジャンのアンクル(おじ)のところで、
ウエディングパーティーがあるとのこと。
僕は、こんな感じのウエディングパーティーを想像。
さらに、アルジャンはこう言った。
「ウエディングパーティー後に2、3日はホームステイしていいよ。」
その条件に僕はあっさり「おっけい」の返事をした。
そして、食事代はアルジャンが払ってくれ、
明日の朝会う約束をして別れた。
次の朝。
宿に車が到着。
車には、インド人の友達がもう1人乗っていた。
※写真はイメージです
「ウエディングパーティーだから友達が来るのも当然か」
と思っていた。
アンクルの家は少し離れの小さな街にある。
そこまでは4〜5時間ほどかかるとのこと。
朝7時に宿を出発し、約2時間後に朝食休憩。
朝食は、チャパティとカレーとチャイとヨーグルト。
これもアルジャンたちのおごりだった。
そして、またひたすら車で走った。
少し田舎まできたところで停車。
もう一人インド人の友達が車に乗ってきた。
※写真はイメージです
ここから4人のインド人と一緒で再出発。
またしばらく車で走ったところで、今度は昼飯休憩。
昼ご飯を食べ終えたところで、彼らから提案が、
「今から売春宿に行かないか?」
「普通では滅多にできない経験になると思うよ!」
これは何回も聞いてきたが、きっぱり断った。
そしたら彼らの話し合いの後、
最初2人が行くことになった。
その間は僕たちは、ビール飲んだり雑談して暇つぶし。
しばらくして、
最初に行った二人が戻ってきて、
待っていた二人と交代。
僕と帰ってきた二人とまた暇つぶし。
そろそろ戻ってきそうな時間に、
二人を車で迎えに行くと、
アルジャンが猛ダッシュして帰ってきた。
しかも、泥だらけで。
すぐにどうしたのかと聞くと、
”警察に見つかって彼は捕まってしまった”
”だけど、自分は逃げてきた。”
↓彼は警察に捕まってしまった
※写真はイメージです
インドで売春は違法で、
見つかれば警察に捕まるのは当然。
それからアルジャンは、
「俺は逃げてきたから大丈夫だから、今からすぐ家に向かおう。」
「あと、このことは絶対に誰にも内緒だからな。」
と言い、アンクルの家へとすぐさま向かった。
そして夕方頃、やっとアンクルの家に到着。
アンクルはこの街の首長らしく、
「ここではお金は出さなくていいから、欲しいものがあれば何でも遠慮なく言ってくれ」
と歓迎してくれた。
※写真はイメージです
そして、夕食の時間になり、
みんなで一般家庭の手作りカレーを頂いた。
夕食後、アルジャンたちが、
僕に何か欲しいものはないかと聞いてきた。
僕は、水を頼むことにしてお金を渡した。
すると、それを見ていたアンクルが大激怒!!!
「お前たちはこの家のルールを知らないのか!」
「この家から出て行け!!」
とアルジャンの頭を叩きながら怒鳴った。
「君も欲しいものがあったら何で俺に言ってこないのだ。」
と、若干僕も怒られた。
大激怒したアンクルは、家から追い出そうとしたが、
アルジャンが必死に謝り、追い出されずにすんだ。
その後、
おしゃべりしたりくつろいでいたりしていると、
突然、誰かが家に訪れてきた。
すると、アルジャンが急いでこっちに来て言った。
警察が来たぞー!!!!!
続く。。。
▼【第二話〜警察だョ!全員逮捕〜】