旅するくまモン

MENU

あの聖なるガンジス川で沐浴した結果、、、

f:id:very_sunny:20190702230552j:plain

 

どうも、ガンジス川で沐浴したら痛い目見た旅するくまモンです。

 

 教科書にも載っているインドの聖なる川。

 

ガンジス川

 

 

しかし、

このガンジス川めーーーちゃ汚いんです!

生活排水、工業廃水、死体を流すなど、

汚いもののオンパレードです!!!

 

でも、インドでガンジス川は聖なる場所で、

インド人は沐浴して身を清めています。

 

そんな超汚いけど聖なるガンジス川

僕も沐浴してみました( ^ω^ )!!!

 

 

 

 

あれは初めてのインド旅の出来事だった。

 

僕はガンジス川のあるバラナシという都市にいた。

ごちゃごちゃしてカオスな街並み、

道を歩いている何頭もの牛、

おまけに大量に牛のう◯こも落ちている。

 

誰もが想像するザ・インドという感じであろう。

バラナシはそんな街だ。

 

f:id:very_sunny:20190705202937j:plain

 

そんなバラナシの見どころは、ガンジス川

 

僕は、次の日の早朝、

ボートに乗り、

ガンジス川の朝日を見ることにした。

 

 沐浴できるよう水着で。

 

 

しかし、

朝は寒くて沐浴どころではなかった。

 

それも当然、

この頃のインドは冬だった。

 

 

結局、

ボートから、

ぼーっと、

朝日を眺めて終わった。

 

 

お昼頃、

ガンジス川沿いでのんびりしていると、

同じ宿の日本人が声をかけてきた。

 

ガンジス川入りませんかー?」

 

正直もうガンジス川はいいかなと思っていた。

朝日を見て満足したし。

っていうか、実際マジで汚かったし。

しかも、人によっては体調崩すらしい。

 

 

しばらく考えて、

 

 

”でも、せっかく来たからには入っておきたい”

”自分は入っても体調崩さない人だ”

 

と謎の自信で沐浴することを決心した。

 

 

そして、

 

いざ、ガンジス川で沐浴!

 

ちょうど沐浴しているインド人がいて、

そのインド人に沐浴の仕方を教えてもらった。

 

いや、ただただ沈められた(笑)

 

f:id:very_sunny:20190702230656j:plain

f:id:very_sunny:20190702230716j:plain

 

そして、

ガンジス川でバタフライ!

 

 

はできないから、

 

ガンジス川でクロール!

 

 

これで沐浴完了!

 

 

すぐに宿に帰り身体中を洗いまくった。

なんといってもガンジス川は汚いから。

 

その後、

特に体調に変化はなかった。

 

”自分はやっぱり体調崩さない人だったぁ”

 

 

しかし、

悪夢の始まりはこの日の夜からだった。

 

 

この日の深夜に、

僕はロンドンに行く予定だった。

 

深夜なので早めに空港には行っていたが、

この時から少し体調に影響が出てきた。

 

少し熱ぽっく、頭痛がしてきた。

 

出発の時間までまだ時間があったので、

仮眠をとることにした。

 

 

しばらくして仮眠をとり、、、

 

 

 

飛び起きた!

 

 

 

なぜかというと、

 

 

 

寝すぎた。。。

 

 

荷物検査、入国審査もまだだったので、

冷や汗をかきながら、

ダッシュで搭乗口まで行った。

 

そして、

この頃から体調が急変。

 

”お、お腹が強烈に痛くなってきた。。。”

”トイレに行きたいぃ”

”でも、そんな時間はねえぇ”

 

トイレには行かず直行し、

なんとかギリで間に合った。

 

”危ねぇ。。。”

 

”でも、お、お腹がぁ、、、”

 

 

飛行機に乗り込み、

 

僕が最初に座った座席は、

 

 

 

 

便座。

 

 

 

 

f:id:very_sunny:20190705203818j:plain

 

これもなんとか間に合った。

 

でも、すぐ離陸の時間だった。

 

”この状態でいいから離陸したいぃ”

 

 

自分の座席に戻り一旦我慢。

  

 

そして、離陸。

 

 

シートベルト着用サインが消えた瞬間、

 

速攻で、

 

便座へレッツゴー!

 

 

 

その後、

座席と便座を交互に座りながら、

無事、ロンドンに到着し、

地獄のフライトを終えた。

 

マジで地獄のフライトだった。

 

体調不良で辛いというより、

お腹が痛すぎて辛かった。

 

もうお腹が痛いというレベルではない。

本当にお腹がぶっ壊れてるという感じ。

 

この感覚をどう表現したらいいかわからない、、、

 

僕と同じようにガンジス川に入って、

体調崩した人にはわかるであろう。 

 

もう一度言うが、

マジでお腹ぶっ壊れてるという感じ

 

 

ロンドンに着いたけど、

まともに観光なんてできない。

 

 

常にトイレは必須!!!

 

 

しかし、

ロンドンのトイレには面倒なことがあった。

トイレは有料なのである。

 

 

観光中にトイレに行ったが、

まだ来たばっかりで小銭は持っていない。

 

しかし、

小銭がなければトイレはできない。

 

そこで、近くにいた女性に、

 

「緊急事態なんだ!」

「両替してほしい!」

 

 

f:id:very_sunny:20190705205520j:plain

 

”緊急で両替が必要な事態でちょっと意味わからん”

 

と思われたかもしれないが、

 

僕は必死に伝えた。

 

 

無事、両替してもらって、

トイレへ駆け込んだ。

 

1回出てしまったら、

またお金がかかるので、

 トイレに30分くらいは滞在した。

 

存分に出し切っていざ観光再開。

 

しかし、

 

お腹ぶっ壊れは続いたまま。

 

バッキンガム宮殿では、

まじ漏らしかけた。。。

 

 

ちなみに、正露丸を飲んでいたが、

1ミリも効かなかった。

 

インドの病気は日本の薬では太刀打ちできなく、

インドの病気はインドの薬で治すしかないらしい。

 

日本の万能薬、正露丸敗北!

恐るべしガンジス川 

 

▼インドの病気に敗北した正露丸

【第2類医薬品】正露丸 400粒

【第2類医薬品】正露丸 400粒

 

 

 

 

そして、

次なる目的地ミラノ。

 

しかし、ここで大失態。

 

 

 

 

飛行機乗り遅れた。。。

 

 

 

人生初!( ̄▽ ̄)

 

 

 

”なんでこんな時にぃぃ”

”もっと別ん時でいいわぁ”

 

 

仕方なく、約2万円ほど支払い、

次のフライトでミラノに向かった。

 

 

初めてのイタリア。

体調不良もあり、

何を食べていいかわからず、

僕が最初に食べたのは、

 

 

栗。

 

?!?!?!?!

 

f:id:very_sunny:20190702230803j:plain

 

なぜ栗を食べたのかは謎(笑)

 

 

イタリアでもお腹のぶっ壊れは止まらず。

 

宿泊していたゲストハウスのスタッフが、

体調の悪い様子を見て声をかけてくれて、

薬屋さんを紹介してくれた。

 

そして、

薬屋さんに行って薬を購入。

説明を聞いても全くわからなかったので、

とりあえず毎食後に飲むようにした。

 

f:id:very_sunny:20190702230904j:plain

 

何日か飲み続けていたが、

全然効かず。

 

イタリアの薬も敗北!

恐るべしガンジス川

 

 

そして、

お腹ぶっ壊れ生活を続けること約2週間。

ようやく治った。

 

ガンジス川の悪魔に取り憑かれた2週間だった。

 

 

もう二度とガンジス川には入りません!

 

 

f:id:very_sunny:20190702230930j:plain

 

『麦わらの一味 ”ヒノ国” 復興編』

f:id:very_sunny:20190627134427p:plain

 

ばってん荒川!!肥後もっこす!!

ワンピースで泣けるシーンと言えばべルメールさんのシーン!どうも、旅するくまモンです。

 

熊本県庁にルフィ像が設置された後に続き、

ルフィの仲間たちも設置されるみたいです。

 

そして、この麦わらの一味の設置についてはストーリーがあります!

 

〜麦わらの一味”ヒノ国”復興編〜

 

熊本こと”ヒノ国”に上陸した麦わらの一味。

熊本自身の被害が広範囲に及び、

今なお、住民が苦しんでいることを知る。

 

そこで、ルフィは仲間たちに被災地の復興の手助けを指示。

 

仲間たちはそれぞれの特技で被災地の困り事を解決し、

復興へのエールをルフィのもと(県庁)での再会を誓った。

 

f:id:very_sunny:20190627134525p:plain

 
【チョッパー】

熊本市:動植物園

地震で獣舎が被災した熊本市動植物園には”船医チョッパー”

県外の動物園の避難を余儀なくされた動物たちのケアを行い、来園する子どもたちの笑顔を創り出す。

 

【サンジ】

益城町:ミナテラス→木山地区

2度の震度7地震給食センターが被災した益城町には"コックサンジ"

地元農産物を使い、美味しく温かい給食を作ることで町の未来を担う子どもたちの健康と笑顔を創り出す。

 

【ゾロ】

大津町:大津中央公園

子どもたちが稽古に励んだ武道場の被災をはじめ生活が一変した大津町には”戦闘員ゾ”

 

【ブルック】 

御船町:ふれあい広場

音楽大学に加え、多くの住宅が被害を受けた御船町には”音楽家ブルック”

音大生と奏でる復興への応援歌と軽快なジョークで住民の心の復興を後押しし、町の明るい復興を目指す。

 

【ナミ】

西原村:俵山交流館 萌の里

集落単位で被害を受け、コミュニティの再建が課題である西原村には”航海士ナミ”

ココヤシ村での経験に重ねながら、被災した村のシンボルの風車と全集落の復興に応援の風を送り続ける。

 

【ロビン】

阿蘇東海大

地震の被害や教訓を後世に伝承する拠点に生まれ変わる東海大学には”考古学者ロビン”

阿蘇村の「復興」が花開くよう、歴史の語り部として研究を重ね、記憶と教訓を語り継ぐ手助けを行う。

 

【ウソップ】

阿蘇市阿蘇駅

住民の誇りである阿蘇の大草原が大きく傷んだ阿蘇市には”狙撃手ウソップ”

緑(自然)の力を操る道具で、草原の再生を手助けし、住民の誇りと笑顔を取り戻す。

 

【フランキー】

高森町:高森駅

通院・通学の足である南阿蘇鉄道が寸断された高森町には”船大工フランキー”

海列車を作った師匠トムのように、被災地域の希望となるべく、鉄道の終着駅での全線再開への金槌を鳴らす。

 

今年度にまずは4体設置されるみたいです(^ ^)

ぜひ、熊本県内にある麦わらの一味を巡りに来てくださいね!

 

参考:熊本県ホームページ

「麦わらの一味」の仲間たちの像の設置場所が決定しました! / 熊本県

 

こうして僕はインドで37万円騙し取られました。【最終話〜人生を楽しもう〜】

▼【第一話〜悪夢のはじまり〜】

kumamon-travel.hatenablog.com

▼【第二話〜警察だョ!全員逮捕〜】

kumamon-travel.hatenablog.com

▼【第三話〜僕は”金”を買った】

kumamon-travel.hatenablog.com

▼【第四話〜ボス猿との別れ〜】

kumamon-travel.hatenablog.com

 

f:id:yuubokuminlife:20190421162910j:plain

 

最終話〜人生を楽しもう〜

 

ボス猿たちと一緒にいる間、

”ここから解放されたら速攻で日本の実家に帰りたい!”

とずっと思っていた。

 

少し話がそれるが、

この頃僕は住んでいるという家はなかった。

大学4回生ということもあり、

大学もあと2,3回行けばよかった。

そのため12月中でアパートを引き払い、

4月になるまで旅をするという考えだった。

なので、特に帰国しても居場所がなかった。。。

 

しかし、

バンコクへ向かう途中でこう思い始めた。

 

”速攻で実家に帰っても落ち着くことはできるだろう”

”でも、ボス猿にお前より絶対いい人生を送ると宣言した以上、前に進まなくてはならないな”

 

 

バンコク到着。

着いてから気付いたのだが、

もともとバンコク経由で帰国する予定だったので、

タイバーツを約4千円くらい持っていた。

全く別のところに入れておいたので、

今まで忘れていて運よくボス猿に渡さずにすんだ。

 

だが、これだけのお金で2週間過ごすのは結構厳しい。

路上パフォーマンスをやればなんとかなるかもしれない!

とも考えたが、

まずは、日本人宿に駆け込み相談することにした。

 

相談した結果、

このような場合は早く帰国した方がいいと。

 

路上パフォーマンスで2週間乗り切るというのも、

なかなか捨てがたかったが、

帰国する決定打が見つかった。

 

 

 

那覇経由で帰国!!”

 

 

 

これが僕の帰国の決定打になった。

そして、さらに最安値で関西へ戻るプランを選んだ。

 

沖縄滞在5日間!!

 最&高。イェイ!

 

翌日、沖縄へ行くことに決定。

 

クレジットカード使えないので、

航空券は誰かにお願いするしかなかった。

ここは結局、僕の姉にお願いした。

 

インドで騙されてお金なくなったけど、

5日間沖縄に行くとか意味わからなさ過ぎだけど、

バッチリ航空券を取ってくれた。

 

そして、翌日。

いざ、沖縄へ出発。

 

これまた別のとこに入れていた日本円を発見。

所持金2907円!

”よーし、沖縄堪能するぞー!”

 

別にあてもなく沖縄に来た訳ではない。

手伝えば3度の食事と寝床をもらえるあてがあった。

 

『ビーチロックビレッジ』

 

あの高橋歩さんたちが創った場所である。

山を開拓して作られたネイチャービレッジ。

メインはカフェと宿泊ができる場所。

 

ここには僕が沖縄に行った際には必ず訪れる。

事情を説明すると、

スタッフの方が快く受け入れてくれた。

 

ビーチロックは今帰仁という場所にある。

車で行くと3時間ほどかかり、

バスの運賃だと2000円ほどかかる。

これこそ、ヒッチハイクの出番!

 

f:id:yuubokuminlife:20190420171340j:plain

 

まずは、名護市を目指してヒッチハイク開始。

 

空港前の道に立っていると、

通りかかった男性が声をかけてくれた。

「ここから名護に向かう車はいないと思うよ〜」

「高速の入り口近くまでなら、送ってあげるよ。」

空港前のモノレールで働いている方でった。

この男性のおかげで、

ヒッチハイクするのに最適な高速の入り口に来れた。

 

本当にありがたい。

お礼にバンコクで買ったドライマンゴーを渡してお別れ。

 

 

高速入り口でヒッチハイク再開。

1台のワゴン車が停まってくれた。

車の中には野球用品がいっぱいで、

彼はスポーツメーカーで働いている男性だった。 

「高速は途中で降りるけど、$♪×¥&%#までは送って行けるよ!」

沖縄は変わった地名が多いので全然聞き取れない(笑)。

進めるのは間違えないから、乗せてもらうことに。

この男性には、乗せて頂いた上にお弁当まで頂いた。

 

本当にありがたい。

お礼にドライマンゴーを渡してお別れ。

 

 

頂いたお弁当を食べて、ヒッチハイク再開。

今度も1台のワゴン車が停まってくれた。

この車の中には、野菜や卵がいっぱい積んであった。

この荷物を配送中の男性だった。

「配送しながら行くけど、$♪×¥&%#までは送って行けるよ!」

これまた地名は聞き取れなかったけど、

進めるのは間違えない。

途中いくつかのお店に配送しながら進んだ。

僕も卵や野菜運びを手伝った。

お店の裏側に持って行くのではなく、

そのまま売り場に並べた。

売り場のスペースを買っているので、

直接売り場に並べていいそうだ。

貴重な経験ができたし、手伝ったお礼にとジュースを頂いた。

 

本当にありがたい。

お礼にドライマンゴーを渡してお別れ。

 

 

頂いたジュースを飲んで、ヒッチハイク再開。

今度は1台の軽自動車が停まってくれた。

2人でドライブ中のお母さんと娘さんだった。

ドライブ中だったから、

なんと僕の目的地のビーチロックまで行って頂けると!

 

 本当にありがたい。

さらに、帰りもヒッチハイクをすると話していると、

帰りもビーチロックから空港まで送って頂けると!

 本当に本当にありがたい。

お礼にドライマンゴーを渡して、

また4日後に乗せて頂くことに。

 

こうして僕は、

4台を乗り継ぎビーチロックに辿り着くことができた。

 

翌日からの3日間、ビーチロックの手伝い。

f:id:yuubokuminlife:20190421173418j:plain

 

そして、

最後に乗せて頂いた方に空港まで送ってもらった。

本当にありがたい!

 

こうして無事関西空港に帰ることができた。

 

結局、沖縄では300円しか使わなかった。

(ビーチロックで食べた沖縄そば代)

 

そして友達の家に着いたが、

急遽帰国したから予定は全くない。

家も引き払っているから、居候状態。

これからどうしようかな。。。

 

当初の予定はあと1週間後の帰国。

とりあえず本来の予定だった、

バンコクのフライトをキャンセルしようと思ったが、

LCCの航空券だったのでキャンセルはできない。。。

 

 

ここで”画期的なアイディア”を思いついた!!!

 

今から片道航空券を買えば、

その片道料金だけで行ける!

 

もうキャンセルできないし、

あと片道分だけ払って行けるのであれば、

それはお得なのではないかと考えた。

さらに、この背景にはもう一つの考え方があった。

 

インドでの被害額は、37万円。

来月には、37万円引き落とされる。。。

でも、良く考えたら、、、

4万円は現金だったから、引き落としは33万円!

 

”4万円浮いたぁ!”

 

お分かりだと思うが、

これから片道航空券を買ったら出費が増えるし、

実際に4万円は浮いていない。

 

だけど、僕にはこれでよかった。

ボス猿に誓った通り、

 

”人生を楽しむ!”

 スーパーポジティブシンキングだ!

 

 

学生最後の春休みを楽しもうとお金は貯めていた。

しかし、この大事件のせいで速攻でなくなった。

だから、できる限り楽しむしかない。

 

そして、3泊4日でタイを満喫しに行った。

もちろん最安値の那覇経由で。

 

前日に決めて、少ない荷物でふらっと行ってくる!

一度はこんな感じで行ってみたかったんだぁ〜。

 

f:id:yuubokuminlife:20190421173843j:plain

 

『こうして僕はインドで37万円騙し取られました。』

 

【完】

 

こうして僕はインドで37万円騙し取られました。【第四話〜ボス猿との別れ〜】

▼【第一話〜悪夢のはじまり〜】

kumamon-travel.hatenablog.com

▼【第二話〜警察だョ!全員逮捕〜】

kumamon-travel.hatenablog.com

▼【第三話〜僕は”金”を買った〜】

kumamon-travel.hatenablog.com

 

f:id:yuubokuminlife:20190420121555j:plain

 

第四話〜ボス猿との別れ〜

 

30万円分の”金”を購入後。。。

 

この子分とは金ショップでバイバイ。

f:id:yuubokuminlife:20190419234113p:plain

 ※写真はイメージです

 

そして、トゥク男とアルジャンとボス猿で出発。

 

まずは、航空券のEチケットをボス猿が取りに行った。

このEチケットと引き換えに、

日本に帰ってからも送金するための連絡先として、

携帯番号とメールアドレスを教えた。

(もちろんテキトーなやつ)

 

f:id:yuubokuminlife:20190420151433j:plain

その時のメモ書きだが、フリーダイヤルだぁ(笑)

 

この後、

アルジャンとトゥク男を途中で下ろしてバイバイ。

 

 

そして、

これからボス猿と共に空港に向かうのであるが、

途中でATMへ立ち寄った。

 

ボス猿がまだカードでお金を引き出そうとしている。

当然、上限まで使っているので引き出せるはずがない。

ここのATMがダメなら、こっちのATMはできるかもと、

3、4箇所のATMを回り続け、

必死にお金をおろそうとしていた。

 

結局、一切お金を引き出すことはできなかった。

 

この頃、もう僕は完全に呆れていて、

お金はもうどうでもいいから、

ボス猿と一刻も早く別れたいと思っていた。

 

 

また、このようなことも思っていた。

”37万という金額はインドでは超大金だ。

しかし、人から奪ったお金だからこのお金ではいい人生は送れないだろう。”

 

 

 

空港到着。

 

荷物を背負い、ボス猿とのお別れ。

 

最後に、何とも言えない悔しさから渾身の一言。

 

 

 

『絶対お前よりいい人生を送ってやるからなぁ!!』

 

 

 

ボス猿に僕はこう言い放った。

 

しかし、

日本語で言ったので当然ボス猿はわからない。

 

英語でもう一回言ってくれと。

 

そして、

 

いろんな意味を込めての一言。

 

 

 

『Thank you ! 』

 

 

 

ボス猿は笑みを浮かべた。

 

 

そして、僕はボス猿に見送られながら、

 

Eチケットを握りしめて空港の中へ入った。

 

空港の中に入った瞬間、

 

今まで溜まっていた感情が溢れ出た。

 

 

 

大号泣。

 

 

 

本当に悔しくて悔しくて悔しくてたまらなかった。

 

 

f:id:very_sunny:20190624200323j:plain

 

そして空港職員に、

 

Wi-Fiどこですか〜?」

 

って泣きながら、Wi-Fiを探し回った。

 

優しく接してくれる空港職員に感激。

 

さらに涙が溢れ出た。

 

 

 

それから椅子に座り、落ち着きを取り戻した。

僕の横でその紙袋には入りそうにないサイズを、

紙袋が破れながらも、

必死に入れようとしているインド人がいた。

 

僕はちょうどそれが収まりそうな袋を持っていたので、

彼に袋をあげた。

 

彼は、

「ありがとう。日本人はいつも親切だね。」

と言ってくれ心がホッコリした。

 

そして、

彼はお礼にということで、

”マンゴージュース”をくれた。

 

全く飲み物も食べ物もお金もない僕にとって、

 

それは史上最高の神様からの贈り物に思えた。

 

”ボス猿がやっていたのはWin Winじゃねーんだよ!”

”これこそがWin Winの関係なんだよ!”

 

と思い、

神のマンゴージュースを飲みながらまた号泣した。

 

f:id:very_sunny:20190625144244j:plain



途中、

ボス猿に似ている顔を見かけるとひたすら逃げ回った。

もうあの顔はトラウマだった。

インド人はみんな同じ顔に見える(笑)

 

 

そして、無事コルカタを経由してバンコクに向かった。

 

もともと、1ヶ月ほど滞在する予定だったインド。

しかし、

この大事件が終わったのはまだ2週間経ったくらい。

 

バンコクに着いたとしても、

自分の持っている日本への航空券は2週間先。

2週間もバンコクに滞在しなければならない。

 

もちろん、そんなお金はもうない。

 でも、もう進むしかない。。。

 

いざ、バンコクへ。

 

続く。

 

▼【最終話〜人生を楽しもう!〜】

kumamon-travel.hatenablog.com

 

 

こうして僕はインドで37万円騙し取られました。【第三話〜僕は”金”を買った〜】

▼【第一話〜悪夢のはじまり〜】

kumamon-travel.hatenablog.com

【第二話〜警察だョ!全員逮捕〜】

kumamon-travel.hatenablog.com

 

f:id:yuubokuminlife:20190420114442j:plain

 

〜第三話 僕は”金”を買った〜

 

次の朝、、、

 

目が覚め、トイレに行こうとしたら、

「どこに行くのだ?」

とボス猿(アンクル)が言ってきた。

 

f:id:yuubokuminlife:20190420021228j:plain

※写真はイメージです

 

彼らも少し警戒している様子。

 

そして、ボス猿はこんな話をしてきた。

 

「俺が警察から守ってあげるし、日本に無事に返してあげるから安心してくれ。」

 

ボス猿からの質問には、

お決まりの言葉で返さなくてはならないという謎のルールがある。

 

「Thank you, uncle ! 」

 

どんな質問にもとりあえずこれ!

アルジャンから言われている絶対のルールだ。

 

このようなルールがもう一つある。

 

「Are you happy ?」には、

 

「I'm happy !」

 

と答えなければならない。

 

アンクルはWin Winの関係を取りたいと思っている。

いくらハッピーではなくても、

そう答えなければいけない。

 

 

アンクルと話ていると、

嬉しいことに日本までの航空券を買ってくれると。

 

それは、

”日本に帰っても送金してくれよ!”

という条件からだった。

 

”絶対に送金なんかしねーぞ!!!!”

 

しかし、

僕がタイ経由で日本に帰る予定だったことを知っていたアルジャンが告げ口。

 

”余計なことを言いやがってアルジャンめ!!!”

 

そのことを知ったボス猿が、

いいアイディアを思いついたと言ってきた。

 

「タイまでのチケットを買ってあげるから、タイで観光してから、後は自分の持ってる航空券で日本まで帰るといい!」

 

”アホか!お金は全部お前たちが取っただろ!”

”お金ないのにタイで観光なんかできるかぁー!”

 

しかし、これには従うしかない。

 

僕「Thank you, uncle ! 」

 

アンクル「Are you happy ?」

 

僕「I'm happy !」

 

こうして僕はタイまでの航空券を買ってもらうことになった。

 

そして、

僕とボス猿とその子分たち(アルジャンたち)4人は、

ジャイプルに車で向かった。

 

途中、朝食休憩。

あまり朝食を食べる気分ではなかったので一度断った。

しかし、ボス猿がなんか色々言ってきたので、

 

「Thank you, uncle ! 」

「I'm happy !」

 

と言って朝食を食べた。

 

僕はお金を持っていないからもちろんお金はボス猿が。

”あれっ?朝食とれるくらい余裕あるお金あったの?”

でも、今はもうそんなことはどうだっていい。

 

”もういっそのこと、ここから走って逃げようか”

 

しかし、大きい荷物はトランクの中。

荷物の中には、

パソコン、ゴープロ、ミラーレス、ハードディスクと、

結構貴重品が入っていた。

 

これがなくなるのは結構痛いし、

データがなくなるのは痛すぎる。

 

しかも、

まだよくわからない場所だし、お金は当然ない。

仕方なく、また再出発。

 

この移動中にボス猿が、

コルカタ経由バンコク行きの航空券を、

電話で予約してくれた。

「航空券は今取った。この航空券は金を買った後で渡す」と。

 

 

それから長時間の移動の中で、

どうにかできないか考えていた。

 

クレジットカードの機能をどうにか壊すことができないだろうか。。。

磁石みたいなものさえがあれば、、、

もういっそのことクレジットカードを捨ててしまおうか。。。

誰かに拾われない間は大丈夫になる、、、

 

でもそんな状況になった場合に、

代わりに荷物を全部置いていけと言われたら、

かなりショックはかなりでかい。

 

打開策も見つからず、

いよいよ金ショップについてしまった。

 

f:id:very_sunny:20190625135944j:plain

 

金ショップに着いた瞬間、、、

 

 

 

「お、お腹が急に痛くなったぁ」

 

と言って、とりあえずトイレに駆け込んだ。

 

 

まず、クレジットカードを便器にの中に突っ込んだ。

”水で何とか壊れないかなー”

 

ついでに大便しながら作戦タイム。

「まだなのかー!?」

と外から聞こえてくる。

 

「紙がなーーーい!」

と言って紙を持ってこさせ時間を稼ぐ。

しかし、何の案も浮かばずにタイムアップ。

 

 

売り場では、

少し高級そうなチャイを飲んでいるボス猿が待っていた。

さすが金ショップのサービス。

 

そして早速、”金”を買おうと言ってきた。

 

 

もう最終手段。

暗証番号を間違えるしかない。。。

 

わざと速くボタンを押して打ち間違えたり、

とぼけながら2、3回打ち間違えた。

 

”ロックかかれーーー!!!”

 

 

 

その様子を見たボス猿が、

 

「ゆっくり正確に打て」と。

 

 

万事休す。。。

 

 

店員さんに助けてという渾身の表情をしたが。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

ピー、ピピーー。。。

 

 

 

 

 

買ってしまった。。。

 

 

 

カードの上限いっぱいまで、

 

 

ピー、ピピーー。。。

 

 

ピー、ピピーー。。。

 

 

 

途中で、またとぼけて打ち間違えたけれど、、、

 

 

 

ピー、ピピーー。。。

 

 

は続いた。。。

 

 

 

 

 

そして、

僕はカードの上限いっぱいの、

 

”金”30万円分を買った。

 

その片手でも十分に収まるサイズの金は、

僕の手に触れることはなく、

ボス猿のポケットの中に吸い込まれていった。。。

 

f:id:yuubokuminlife:20190420115535j:plain

※写真はイメージです
 

 

これで僕がインドで騙し取られた合計金額は、、、

 

 

37万!ブルゾンちえみ風)

 

 

完全にやられてしまった。。。

 

そして、僕は空港へ向かうのであった。。。

 

続く。

 

▼【第四話〜ボス猿との別れ〜】

kumamon-travel.hatenablog.com

 

 

こうして僕はインドで37万円騙し取られました。【第二話〜警察だョ!全員逮捕〜】

 ▼【第一話〜悪夢のはじまり〜】

kumamon-travel.hatenablog.com

 


f:id:yuubokuminlife:20190420001352j:plain

 

第二話〜警察だョ!全員逮捕〜

 

警察が来たぞー!!!!!

 

とっさにアルジャンたちと一緒に部屋に逃げ隠れた。

 

数分後、

アンクルと二人の警察官が部屋に入って来た。

アンクルはもう何が起きているか信じられず混乱状態。

 

そこで警察はこう言ってきた。

 

「お前たちは全員逮捕だ!」

 

捕まった彼の事情聴取や携帯の履歴などを調べると、

一緒にいたことが判明。

一緒にいた5人は共犯となり逮捕ということだ。

 

なんてこったぁぁぁ!!!!!!

 

 

絶体絶命やぁ!!!

 

 

ここで必殺技英語が分からないフリ作戦開始。

(実際arrest[逮捕]やprison[刑務所]はわからなかった)

 

しかし、

そんなのお構いなしにまずパスポートを見せろと。

 

アンクルも

「彼は私のゲストでただの旅行者なんだ!」

と必死に説得してくれたが全く意味なし。

 

それから警察はパスポートを撮ったり電話したり。

 

その頃、部屋でアンクルは大大激怒!!!!

「お前たち何てことしてくれるんだ!」

と小さな声ではあるが、

怒りのこもった声でアルジャンたちを叱っていた。

 

 

しばらくして、

確認を終えた警察が戻ってきた。

 

ここで、僕たちは最終手段に出た。

 

「お金を払いますから、逮捕は勘弁してください。」

 

f:id:very_sunny:20190624212430j:plain

 

僕も一緒になり、みんなで土下座してお願いした。

アンクルやアルジャンらは、

警察官の足にしがみつきながら必死にお願いした。

 

必死にお願いした結果、、、

とりあえずお金を出すことに。

 

みんな持っているだけのお金を出せと大騒ぎ。

 

すぐにアンクルも含めた僕以外の全員がお金を出した。

 

そして、

僕も現金でインドルピーと日本円約4万円を出した。

 

 

しかし、全然足りないとのこと。

 

「カードも出すんだ!」

 

それからカードを持ってATMへ。

ATMでおろせる上限の約3万円引き出した。

 

 

しかし、まだまだ全然足りていないらしい。

他のみんなも出せるだけ全部出したと。

 

 

しばらく考えたアンクルは、

カードのキャッシングがもう限界なのであれば、

ショッピングならできるだろうと思い、

次のように言ってきた。

 

「明日、”金”を買いに行って、それを警察に渡す」

 

それしかもう方法はないと。

 

そして、

アンクルが警察と交渉すると警察は帰ってた。

 

警察が来るという突然の出来事すぎて、

頭の中は大パニックだった。

f:id:yuubokuminlife:20190420112414p:plain

 

警察が帰り、ひとまず落ち着いた。

 

アンクルはチャイを飲んで落ち着こうと、

チャイを持ってきてくれた。

 

そして明日の朝、

最初にいたジャイプルに戻り、

”金”を買いに行くことになった。

 

 

”全くとんでもない状況になってしまった。。。”

”今夜は眠れそうにないな。。。”

 

チャイを飲んだ後、

その日はもう早めに寝ることになった。

 

寝る頃には、気持ちも少し落ち着いていった。

 

ここから、少し異変に気付き始めた。

 

 

 

逮捕されるという大事件が起きて、

全額を支払うことによって免れた日。

 

こんな日なのに、

スマホを呑気にいじっているし、

いびきをかきながら寝ているやつもいる。

 

危機感なさすぎではないか!?

 

警察が帰った後に呑気にチャイを飲んでいられるか!?

呑気にチャイを飲む余裕なんて僕にはなかった。

でも、インド人はチャイ好きだからそこは一歩譲ってもよかろう。

 

 

そして、今までのことも振り返ってみた。

 

一番最初のトゥク男との交渉では、

街案内にぼったくりの値段を言ってきたり、

なんかツアーみたいなのを組ませようとしてきた。。。

 

途中、ヒンディー語か何かの僕にはわからない言葉で作戦会議みたいなのをしている様子もあった。。。

 

売春宿からアルジャンが走って車に戻ってきた時には、僕が最初にどうしたのか聞いて、他の二人は特に驚いた様子はなかった気がする。。。

 

そもそも彼らが本当の警察官とも言い切れない。。。

 

 

ということは、

 

 

これは全部演技なのか。。。

 

 

 

なんてこった!!!

 

 

 

巧妙に組まれているし、演出がうますぎる。

 

きっとこれは何かおかしい。

そう感じた。

なんとかせねばならん!

 

”逃げよう!!!”

 

と思ったが、

僕はアンクルと他の4人と同じ部屋で寝ていた。

自分の荷物も離れた場所に置いてある。

 

仮に部屋から出られたとしても、

この家には門があるし果たして乗り越えられるのか。

 

しかも、全然知らない小さな街だし、

ネットも使えないし、お金も全くない。

 

脱出できる可能性は低そうだし、

なんと言っても見つかってしまった時が怖い。

とりあえず、朝を待つことにした。

 

 

”この状況から一刻も早く解放されたい!”

これほど朝が来るのが待ち遠しいかったことは、

今までになかった。

 

絶対に今夜は眠れないと思っていたけれど、

朝までどうすることもできないので寝ることにした。

 

そして、次の朝。。。

 

続く。

 

▼【第三話〜僕は”金”を買った〜】

kumamon-travel.hatenablog.com

 

 

こうして僕はインドで37万円騙し取られました。【第一話〜悪夢のはじまり〜】

f:id:yuubokuminlife:20190409193640j:plain

 

ばってん荒川!!肥後もっこす!!

 

インドで37万円

騙し取られましたぁぁ!!!

 

どうも、旅するくまモンです。 

 

 

どうやったらそんな大金を騙し取られるの?!?!

って感じですよね(笑)

 

って言うことで、

詐欺の手口紹介しま〜す!!!

 

 

 第一話〜悪夢のはじまり〜

 

年明け早々の1月。

大学4回生の自分にとって学生生活最後の旅。

 

 

僕はインドへ旅に出た。

 

 

インドは2回目ということもあり、

初日から定番の詐欺に遭遇するもうまく切り抜け、

順調な旅路だった。

 

 

しかし、

これから37万円も騙し取られるとは、

1ミリも思ってもいなかった。。。

 

 

事件の発端の場所はジャイプルという街。

 

 

僕は、ジャイプル駅に夜到着した。

宿の目星はつけていたものの、

予約していなかったのでまずは宿探し。

 

しかし、

地図を見ながら探したけれどなかなか見つからず。

 

そこで、

あるトゥクトゥクドライバーの男(以下、トゥク男)

が話しかけてきた。

 

f:id:yuubokuminlife:20190409110853p:plain

※写真はイメージです

 

 

「その宿なら知ってるよ〜〜!」

 

 

話を聞くと、

宿の場所を知っているけれど、

そこは満室だからもう泊まれないと。

 

でも、インド人はよくウソつくので、

とりあえずその宿まで連れて行ってもらうことにした。

 

 

そしたら、、、見事に満室!!!

 

 

もう満室とか超ウソっぽかったけど本当だった(笑)

 

 

目星はここ以外なかったので、

しょうがなくトゥク男の紹介してくれる宿へ。

安くはなかったが、高くもなく、いい感じの宿だった。

 

そして、

ありがたいことにトゥク男が交渉してくれ、

少し値引きしてくれた。

 

 

無事に宿を探し終え、

ここでトゥク男とはお別れになるはずだった。

 

 

しかし、

 

「明日、街を案内するからまた来るね〜!」

 

と言って帰って行った。。。

 

 

 

次の朝、宿にトゥク男がやって来た。

 

f:id:yuubokuminlife:20190409110853p:plain

※写真はイメージです

 

街を案内してもらう気は全く無かった。

 

 

だけれど、

ガイド料も悪くなく、

なんだかんだ良くしてもらったので、

街案内をしてもらうことにした。

 

▼風の宮殿「ハワー・マハル」

f:id:yuubokuminlife:20190409105057j:plain

▼水の宮殿「ジャル・マハル」

f:id:yuubokuminlife:20190409115028j:plain

▼アンベール城

f:id:yuubokuminlife:20190409115149j:plain

▼モンキーテンプル

f:id:yuubokuminlife:20190420104338j:plain

 

ジャイプルの主な名所を回り、

「学生証なくても、忘れたと言い張れば大丈夫!」

など、安く入れるようなアドバイスをくれたりと、

楽しく街を案内してもらった。

 

 

 

街案内の最後は、

トゥク男オススメのタンドリーチキンのお店。

 

ここで、

トゥク男は友達も呼ぶから、

一緒に食べようと提案してきた。

 

 

その友達の名前は、”アルジャン”

  

 

f:id:yuubokuminlife:20190419232323j:plain

※写真はイメージです

 

 

3人でタンドリーチキンを食べ、

いろんな会話をしている中で、

アルジャンがこう提案してきた。

 

 

 

「明日、ウエディングパーティーがあるけど来ないか?」

 

「普通では滅多にできない経験になると思うよ!」

 

 

 

アルジャンのアンクル(おじ)のところで、

ウエディングパーティーがあるとのこと。

 

f:id:yuubokuminlife:20190419220431p:plain

 

僕は、こんな感じのウエディングパーティーを想像。

 

 

さらに、アルジャンはこう言った。

 

 

「ウエディングパーティー後に2、3日はホームステイしていいよ。」

 

 

その条件に僕はあっさり「おっけい」の返事をした。

 

そして、食事代はアルジャンが払ってくれ、

明日の朝会う約束をして別れた。

 

 

 

次の朝。

宿に車が到着。

車には、インド人の友達がもう1人乗っていた。

 

 

f:id:yuubokuminlife:20190419234113p:plain

※写真はイメージです

 

「ウエディングパーティーだから友達が来るのも当然か」

 

と思っていた。

 

 

アンクルの家は少し離れの小さな街にある。

そこまでは4〜5時間ほどかかるとのこと。

 

 

朝7時に宿を出発し、約2時間後に朝食休憩。

朝食は、チャパティとカレーとチャイとヨーグルト。

これもアルジャンたちのおごりだった。

 

 

そして、またひたすら車で走った。

少し田舎まできたところで停車。

もう一人インド人の友達が車に乗ってきた。

 

 

f:id:yuubokuminlife:20190420110141j:plain

※写真はイメージです

 

 

ここから4人のインド人と一緒で再出発。

またしばらく車で走ったところで、今度は昼飯休憩。

昼ご飯を食べ終えたところで、彼らから提案が、

 

 

 

「今から売春宿に行かないか?」

 

「普通では滅多にできない経験になると思うよ!」

 

 

 

これは何回も聞いてきたが、きっぱり断った。

 

そしたら彼らの話し合いの後、

最初2人が行くことになった。

 

その間は僕たちは、ビール飲んだり雑談して暇つぶし。

 

 

しばらくして、

最初に行った二人が戻ってきて、

待っていた二人と交代。

 

僕と帰ってきた二人とまた暇つぶし。

 

 

そろそろ戻ってきそうな時間に、

二人を車で迎えに行くと、

 

 

 

アルジャンが猛ダッシュして帰ってきた。

しかも、泥だらけで。

 

 

 

すぐにどうしたのかと聞くと、

 

 

 

”警察に見つかって彼は捕まってしまった”

”だけど、自分は逃げてきた。”

 

 

↓彼は警察に捕まってしまった

f:id:yuubokuminlife:20190420110141j:plain

※写真はイメージです

 

インドで売春は違法で、

見つかれば警察に捕まるのは当然。

 

それからアルジャンは、

 

 

「俺は逃げてきたから大丈夫だから、今からすぐ家に向かおう。」

 

「あと、このことは絶対に誰にも内緒だからな。」

 

 

と言い、アンクルの家へとすぐさま向かった。

 

 

 

そして夕方頃、やっとアンクルの家に到着。

アンクルはこの街の首長らしく、

 

「ここではお金は出さなくていいから、欲しいものがあれば何でも遠慮なく言ってくれ」

 

と歓迎してくれた。

 

f:id:yuubokuminlife:20190419234440j:plain

※写真はイメージです

 

そして、夕食の時間になり、

みんなで一般家庭の手作りカレーを頂いた。

 

 

 

夕食後、アルジャンたちが、

僕に何か欲しいものはないかと聞いてきた。

僕は、水を頼むことにしてお金を渡した。

 

 

すると、それを見ていたアンクルが大激怒!!!

 

 

「お前たちはこの家のルールを知らないのか!」

「この家から出て行け!!」

 

 

とアルジャンの頭を叩きながら怒鳴った。

 

 

「君も欲しいものがあったら何で俺に言ってこないのだ。」

と、若干僕も怒られた。

 

 

大激怒したアンクルは、家から追い出そうとしたが、

アルジャンが必死に謝り、追い出されずにすんだ。

 

 

 

その後、

おしゃべりしたりくつろいでいたりしていると、

突然、誰かが家に訪れてきた。

 

すると、アルジャンが急いでこっちに来て言った。

 

 

 

警察が来たぞー!!!!!

 

 

 

続く。。。

 

▼【第二話〜警察だョ!全員逮捕〜】

kumamon-travel.hatenablog.com